国際的な航空機騒音対策の動向

国連の専門機関であるICAO(国際民間航空機関)では、航空機騒音対策として「Balanced Approach」を採用することを加盟国に推奨しています。

「Balanced Approach」 とは、複数の騒音対策を空港毎に最適なものとなるようバランス良く組み合わせて実施するというものであり、我が国においても、このような国際的な整理を踏まえ、(1)発生源対策、(2)空港構造の改良、(3)空港周辺環境対策を実施しています。

ICAOが推奨する「Balanced Approach」

  1. 航空機自体の騒音軽減 (Reduction of Noise at Source)
  2. 土地利用計画及び管理 (Land-Use Planning and Management)
  3. 騒音軽減運航方式 (Noise Abatement Operational Procedures)
  4. 運航制限 (Operational Restrictions on Aircraft)

1から4の対策を空港毎にバランス良く組み合わせて費用対効果の高い対策を実施することを推奨。

我が国における航空機騒音対策

  1. 発生源対策(Balanced Approach の1、3、4に該当)
    機材改良(低騒音機の導入等)、運航方法の改善(騒音軽減運航方式)、発着制限(夜間運航の制限等)
  2. 空港構造の改良 (Balanced Approach の2、3に該当)
    滑走路の移転、空港内防音壁の設置等
  3. 空港周辺環境対策 (Balanced Approach の2に該当)
    緩衝緑地帯の整備、土地の買入れ、移転補償、住宅等の防音工事等
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