【航空電子科2年生】大阪航空局管制技術課係長(担当職員)による講義
航空電子科2年生で学習する「管制技術業務論」という科目は、空港等の現場官署に配属された航空管制技術官が実施する業務について学習します。今回の授業では、大阪航空局 保安部 管制技術課の係長を招いて「 無線関係施設の企画、整備と予算制度について 」の講義を行いました。
まず、本校航空電子科の卒業生でもあり卒業後15年ぶりに母校で講義を行うことになった係長から、将来職場で後輩となる学生に対して、これまでの15年間のキャリアパスを振り返りながら、技術行政のやりがいについて説明していただきました。
続いて本題の無線関係施設の企画、整備、予算に関する講義に移りました。航空機を全国どこでも安全に、そして時間どおりに飛ばすため、航空局が管理する無線関係施設は日本各地に設置されています。航空機の運航は、私たちの暮らしに欠かせないものです。だからこそ、毎日安心して航空機を利用できるよう、無線関係施設も常にしっかり運用していることが重要です。しかし、こうした施設は時間とともに老朽化するため、全国の状況を正確に把握し、計画的に更新していくことが必要です。講義では装置を適切な周期で更新する整備工事の企画について、またどのように予算を要求するのかといった予算の制度について説明していただきました。
講義資料の中には、以下の写真のような学生たちが今まで学習してきた様々な装置が掲載されており、学生たちも興味津々で講義を聞いていました。

ASR/SSR

ローカライザ(LOC)
また、この管制技術業務論の科目では、工事にかかる演習も行っており、演習では工事を実施するための仕様書作成や積算をこの講義の直近で実施していたため、整備工事の方法や、予算の話についても学生たちにとっては身近な話題となりました。大阪局で実際に実施されている規模の大きい整備工事、予算についての話を聞き、新しい発見もあり、絶好の復習の機会となりました。