新千歳空港

クールプロジェクトの概要

東京航空局では、環境に優しい空港「エコエアポート」の実現に向けた新たな取り組みとして、新千歳空港で『雪を利用した環境施策(クールプロジェクト)』を推進しています。
 このクールプロジェクトとは、冬季間の航空機デアイシング時に散布される防除雪氷剤及び滑走路等に散布する凍結防止剤が与える河川影響(BOD値上昇)を抑制することを目的としています。

 防除雪氷剤等は外気温が上昇すると生分解されるため、冬季間は防除雪氷剤等を含む空港排水を空港内に貯水することが望まれます。このため、防除雪氷剤等を含む雪を巨大な雪山として夏場まで保存し、BOD値上昇を抑制するとともに、この雪山を被覆材で覆うことで融解を遅らせ、夏期の建物冷房に利用(自然エネルギーの利用でCO2削減)することを第2の目的としています。

 東京航空局では、今後、クールプロジェクトを推進することで、BOD低減とCO2削減という地球環境に優しい施策の実現を図ることとしています。

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