航空情報科
最近の情報科
今月の情報科
情報科2年生の実技科目である「運航援助演習2」「飛行場対空援助演習」「管制通信演習」が始まりました。学生は2班に分かれ、各演習とも教官2名の少人数制で演習を行い、航空管制運航情報官や航空管制通信官が行う業務の基礎を身につけていきます。
〇「運航援助演習2」では1年生で学んだ端末操作の復習をしました。
〇「飛行場対空援助演習」では南紀RADIO(航空管制運航情報官)側と航空機側で使用する実習装置の操作方法の説明を聞きました。
〇「管制通信演習」では実習装置の使用方法の説明を聞いた後、航空機との模擬交信を行いました。
先月の情報科
当校で体育大会が開催され、情報科1年生はハチマキ姿、情報科2年生はクラスTシャツで臨みました。種目はドッジボールで情報科1年生は準優勝、情報科2年生は優勝の快挙を成し遂げました。
情報科1年生は「航空気象学」の学科科目において、特任教官(元 気象台長)から天気略号、大気現象の強度、雲の種類等に関する講義を受け、航空機の運航に影響を与える航空気象の知識を深めました。
情報科2年生は、「業務用英語」の学科科目において、single pictureに描かれたイラストに関して英語で対話し、航空管制運航情報官が対空援助業務に従事するために必要な航空英語に関する知識を身につけました。
情報科1年生は「航空法」の学科科目において、航空法第97条(飛行計画及びその承認)を通して、航空管制運航情報官が運航援助情報業務で行う飛行計画の審査等に関して知識を深めました。
情報科1年生は、「データ通信操作演習」の学科科目において、一般英語のタイピング練習を行いました。航空管制運航情報官や航空管制通信官等の業務で必要なタイピングの正確性及び速度を身につけるため、1年間かけて練習を行います。
情報科2年生は「管制通信論」の学科科目において、パイロット役の学生から位置通報等を受けた航空管制通信官役の学生が通報内容を記録しながら応答し、国際管制通信業務を模擬した交信練習を実施しました。
情報科1年生は、「航空気象通報式」の学科科目において、実際に航空地方気象台から発表された航空気象定時観測気象報を見ながら、その構成や内容を確認して気象通報式について学びました。
情報科2年生は「飛行場情報運用論」の学科科目において、トラブルが発生した航空機が着陸する場合における滑走路の臨時点検の必要性や点検の走行経路等をグループに分かれて話し合い、航空管制運航情報官が行う飛行場情報業務について理解を深めました。
情報科1年生は、「運航情報業務概論」の学科科目において、飛行計画情報やその他運航に関する情報の処理・管理や国内外の関係機関等との情報授受を行うシステム(FACE)について、基礎知識を身につけました。
◇FACEの詳細は
こちら
情報科2年生は「基礎学2」の学科科目において、様々な飛行目的の飛行計画を確認し、まもなく始まる「運航援助演習」に必要な基礎知識を復習しました。
授業時間外の情報科
授業時間終了後、勤務時間内においてはホームルーム、自習、オープンキャンパスの準備等を行っています。勤務時間後や土日祝日は部活動に参加したり、学生寮で過ごしたり、外出や帰省したりと充実した時間を過ごしており、その一部をご紹介します。
情報科2年生は演習が多くなるため、授業時間外でも希望する学生は演習の自習を行っています。特に「飛行場対空援助演習」の自習は夏頃からほぼ毎日実施しています。
空手部は情報科55期が入学後に立ち上げ、部長・副部長を担っている部活で、毎週月曜日に体育館で初心者の学生部員とともに練習しています。
学生寮では同期と料理を作ったり、リフレッシュルームに集まってバースデーパーティー・クリスマスパーティー・映画鑑賞や試験前の勉強をしたり、学校のすぐそばで打ち上げられる花火鑑賞をしたりと充実した時間を過ごしています。また、同期と外出や旅行を楽しみ、一生の付き合いとなる同期との絆を深めています。