航空管制科

研修生の声 教官の声
研修生の声
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私は、航空業界に携わり、人々が安心して飛行機を利用できることに寄与したいと思い、さまざまな職種を調べていたところ、パイロットとは異なり、乗客からは見えないところで空の安全を守るという航空管制官に魅力を感じ、目指しました。

基礎研修課程のカリキュラムでは、数種類ある管制業務の座学と実習を中心に、気象や飛行機の仕組み、パイロットと通信する上で必要な英語や無線の知識、そして法律など、管制業務に従事する上で必要となる基礎的な内容を8か月間で習得することとなります。基礎的とはいうものの非常に専門性は高いので、研修開始当初は慣れない用語にかなり苦戦を強いられました。また、授業を通じて、管制官は乗客の命に係わる大きな責任を伴う仕事であるということを再認識し、そのプレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。それでも、同じ志を持つ同期の仲間達と支え合い切磋琢磨しながら、着実に成長することができていると思います。現場配属に向けて残りの研修期間も精いっぱい努力していきます。現場での訓練を経て、航空機の安全、そして、その先にある多くの命を守る管制官になってみせます。

航空管制官基礎研修課程138期 菅 匠太郎
教官の声
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航空保安大学校の航空管制官基礎研修課程は、航空管制官として現場の業務に従事する上で基礎となる知識と技術を習得する研修です。

8ヶ月という非常に限られた期間で知識と技術を習得することは大変忙しくハードですが、経験豊富な教官の厳しくも暖かい指導の下、研修生達は同じ志を持った同期と切磋琢磨しながら責任感やチームワークを身につけて各地の管制機関に赴任していくこととなります。

空の安全を守りたい、責任感を持って仲間と仕事をする使命を担える方、航空管制官として一緒に働きませんか?お待ちしています!

航空管制科長 池田 悦子
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航空管制官基礎研修では、8ヶ月間という短い研修期間の中で、航空管制官になるための基本的な知識を養う座学と、座学で習得した知識を技術として航空管制シミュレータにて実践する実習から構成され、在学中には航空管制を行う上で必要となる航空無線通信士の資格も取得します。

隙なく組まれた研修日程と、日々上がっていく達成目標に向かって、研修生達は日々座学と実習の予習復習に追われる忙しい毎日を送っています。しかし、研修生達は「自分達は、絶対に管制官になるんだ!」という熱い志を共に持つ「同志」でもある同期達と、年齢や経歴などの違いも関係なく助け合いながら一つ一つの課題を乗り越え、研修が修了する頃には管制官の一員としての自覚と自信、そして充実感に満ちた表情になっています。また、保安大には経験豊富で個性豊かなたくさんの教官達が、魅力あふれる指導を行っています。

目標に向かって共に切磋琢磨する同期や、熱心に指導を行う教官とのかけがえのない研修の日々は、きっと人生の宝物となることでしょう。航空管制官を目指す皆さん、保安大で共に学べることを教官一同楽しみに待っていますよ!

航空管制科教官 渡邉 大輔