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研修生の声 教官の声
航空情報科
研修生の声 教官の声
研修生の声
私は、自分の将来を考えるにあたって、インターネットで様々な職業を調べたり、周りの人から聞いたりしている中で、航空管制運航情報官という職業や、本校のことを知りました。元々航空機や航空業界に興味があったわけではなかったため、入学時は航空に関する知識は全くありませんでした。そのため、当初は本校の講義についていけるのか不安がありました。しかし、高校までとは違って、同期の人数があまり多くないことや、みんなが情報官になるという同じ目標をもっているため、講義でわからないことがあるときは、お互いに教えあうことで乗り越えていくことができています。また、教官方もわからないことを質問すれば、丁寧に教えてくださるので、徐々に不安はなくなっていきました。
本校は全寮制なので、放課後に寮のみんなでご飯を食べたり、誕生日にはパーティーをしたりすることもあります。また、体育館やグラウンド等で様々なクラブ活動も行われており、プライベートも充実しています。
本校は他の大学に比べると、試験や、受けなければならない講義などが多く、大変なことも多いですが、直接業務につながることを学ぶため、やりがいも感じられると思います。皆さんの入学をお待ちしております。
航空情報科56期 浅井 南乃
私が受験生の時、コロナ禍により現地に赴いての大学のオープンキャンパスに参加することができず、進路に悩んでいました。そのような中、インターネットや大学情報誌で調べているうちに本校の存在を知り志望しました。
1年次の講義は主に座学が中心となって行われており、航空管制運航情報官として欠かせない専門知識、社会人として必要な教養を身に付けます。入学時には、航空分野の知識を持ち合わせておらず、本校の研修についていけるか不安でしたが、同期や教官のサポートもあり、講義に関しても丁寧で分かりやすく安心することができました。
休日には同期と共に難波や梅田、神戸といった都市に出かけたり、他県へ旅行をしたりしています。放課後には様々なクラブ活動も盛んに行われ、多くの学生が参加しています。もちろん大学と比べると自由な時間は少なくなりますが、その分少ない時間を有効活用し、充実したプライベートを送っています。
また本校では多くの試験も実施され、その都度新たな知識を身に着けていきます。航空機の運航を支える重要な業務をこなせるようにするため学ぶべきことは多いですが、やりがいや楽しさを実感できると思います。
共に運航情報官として空の安全を支えていきませんか。皆さんの入学をお待ちしております。
航空情報科55期 相田 優人
教官の声
航空情報科では、航空管制運航情報官として現場業務に従事するために必要な知識や技量を習得し、将来の空のスペシャリストを育成しています。
航空管制運航情報官は、航空機の安全で円滑な運航を援助するためにデータ通信や無線通信等を通じて、航空機の運航に必要な情報提供や運航の監視を行っており、また、飛行場の管理・運用や運航許可事務など多岐に渡る業務を行っています。
こういった多岐に渡る業務に対応するため、2年間で必要な関係法規、航空機の運航、航空気象、航空情報、飛行場、英語やIT関連の知識や技術等を習得し、また、無線通信に必要な航空無線通信士の国家資格も取得しています。履修科目も多いですが、これらを習得できるように経験豊かな教官で研修体制を整えています。
少し遠くに感じていた大空も身近に感じることができ、未知の知識に興味を持ちながら楽しく学んで行けるものと考えております。
みなさん、ぜひ航空管制運航情報官として私たちと共に働きませんか。
私たちは、たくさんの来たる未来の航空の守り人達をお待ちしています。
航空情報科長 安永 興一
私たち航空管制運航情報官は様々な業務を行っており、また勤務する官署によっても業務内容
が違っております。
ただ、全ての業務に共通しているのは「空の安全」を担うことで、出発前の確認から始まり航空
機が飛行場から離陸し目的地に着陸するまでに必要となる情報の提供及び助言等を行っております。
このため当校航空情報科は、航空機に提供する各種情報について基礎知識を学びますが、現場で
は正しく且つ適切に情報提供を行っていく必要があるため、実際の運用を想定した実習を行い第一
線で戦力となる人材を育成しております。
航空機の運航を「情報」という形で支えていくスペシャリストになるため、航空保安大学校にお
いて2年間の研修を行いますが、頼りになる先輩や教官がサポートしますので安心して研修生活を
送ることができます。
私は、採用当初航空に関する知識は全くありませんでしたが、上司、先輩からご指導ご鞭撻を
いただきこれまでの経験を生かし、現在航空保安大学校の教官として、この仕事の重要性、やりがい、
楽しさを学生に伝えることを職務としております。
空の安全を守りたい、そして社会人として自立心、責任感を持って仕事をしていく使命を担える
方、一緒に働いてみませんか。お待ちしております。
航空情報科教官 村松 敬介
航空情報科学生として採用されてから全国の航空の職場を転勤し、20年たって
「教官」という立場で航空保安大学校へ戻ってまいりました。
航空管制運航情報官として働くためには単なる知識や技術だけでなく、状況に
よって必要な情報を取捨選択し様々な事案を解決していく能力、それをチームで
行うためのコミュニケーション力、とっさの判断力、多様な業務における責任感
など想像以上に幅広い能力を必要とします。
航空保安大学校では航空管制運航情報業務の基礎となる知識と技術を学びます。
これまで触れたことのない分野でありその量は膨大ですが、一つ一つ丁寧に学ぶ
ことができ、確実にステップアップすることができます。本校情報科では未来の
運航情報官を大切に育てていますので安心して志望していただければと思います。
航空保安大学校での「研修」は最終目的ではありません。その先に広がる航空
管制運航情報官としての多様な業務に必要な知識や技術を身につけていく楽しさを
一緒に感じてみませんか。皆さんの入校を心よりお待ちしております。
航空情報科教官 奥田 愛
研修終了生の在校時の声
私は幼い頃から航空業界に憧れがあり、航空関係の職業を調べる中で情報官の仕事を知りました。情報官の業務は多岐にわたり、航空に様々な面から携わることができることに魅力を感じ志望しました。
情報科は公務員教養や一般教養、航空に関する専門科目、そして実習があります。
私は航空に関する知識がほとんど無かったため、入学当初は専門科目や実習に対して不安もありましたが、情報官として必要な知識を教官方が基礎からとても丁寧に教えてくださり、十分な専門知識を備えて2年生から始まる実習に臨むことができました。実習は実際の業務に基づいた実践的なものです。実習を重ねることで、現場に赴任して業務を行うための基礎力を充分に養うことができます。
航空保安大学校は全寮制のため、同期と勉強面だけでなく私生活でも互いに支えあい充実した生活を送っています。また、研修の一環として行われる体育交流や実習交流を通した他科との関わりもあり、同じ航空保安業務に従事する者として互いに高めあっています。
日々変化を続ける航空業界に携わる情報官は学びが尽きない面白い職業です。皆さんと共に働けることを楽しみにしています。
航空情報科54期 野垣 里月