航空電子科

   
電子科のイベント[9月]
 


UPDATE:2025/09/30

【電子科1年生】飛行場概論の授業風景(学生発表)

 飛行場概論の授業では、各地の空港の状況を調べて発表します。
 学生Sさんは福岡空港について説明してくれました。指さしているのは、空港の運用時間や設置される施設、提供される管制サービスについてまとめてた表になります。学生自ら航空管制に必要な情報を収集して、説明出来るようになりました。


 この授業では、飛行場に設置されている様々な施設に始まり、飛行場に関する法律、運営方法や航空局の予算まで幅広く学習します。その後、授業で学んだ内容について、掘り下げて調べます。学生が選んだ空港は、旅行で使用した空港であったり、地元の空港であったりと様々で、思い出なども交えて楽しく発表してくれました。質疑応答も活発に行われ有意義な授業だったのではないかと思います。

 家族旅行で訪れた大島空港を紹介してくれた学生は、観光の魅力も紹介してくれました。

  • 出身地の空港を紹介してくれた学生


UPDATE:2025/09/16

東京航空局(担当職員)による講義

 航空電子科2年生の管制技術業務論という科目は空港等の現場官署に配属された航空管制技術官が実施する業務について学習する科目です。今回の授業では東京航空局 保安部 管制技術課の係長を招いて「 雷害、雪害と航空保安施設におけるその対策について 」の講義を行いました。
 航空局が設置、管理する航空保安施設は屋外に設置されているものも多く、台風・地震・雷・積雪などによる自然災害に対しての対策が必要です。講義では、こういった自然災害に対して航空局が行っている対応策について現場を管理する目線から説明していただきました。

                      提供:音羽電機工業株式会社



 東京航空局では、北海道から静岡までの管轄区域(リンク:管轄区域と出先機関 | 国土交通省東京航空局)における雷害、雪害に関する様々な情報が収集されており、講師は写真や現場の状況を学生に紹介しながら講義を進めていました。臨場感あふれる講義に学生たちは、真剣な表情で講義を聞いていました。


 また、わかりやすくまとめられた資料も配布され、講義の説明だけではわかりづらい部分を学生たちは資料を見ながら熱心に確認しています。


 講義の中ではテーマに関する話だけでなく、赴任官署での裏話などもあり、学生からは様々な質問が投げかけられたり、学生同士で顔を見合わせたりと興味津々な様子でした。
 今回の講義でまたひとつ、航空管制技術官への知識と興味が深まったようです。